恋文〜先生へ綴る想い


「何?!その発音…!バリバリカタカナ英語だしっ…!」



たどたどしい私のセリフを聞くやいなや、しおり先輩は私の発音にケチをつけた。



「そんな英語じゃ、せっかくの劇が台無しなんだけど…!」



あからさまに怒りをあらわにする先輩に、私はただもう謝るしかなかった。



「すみません…」


「すみませんじゃないわよ…!もっと真面目に練習してくれないと困るわ」


「はあ…」



言われなくてもわかっていたけど、私の英語は確かにお粗末なカタカナ英語だ。




泣きそうになる私をあそーちゃんは「気にしなくていいよ」って励ましてくれたけど、


その後もしおり先輩のカミナリは落ち続けて、もう気が気じゃなかった。




部活が終わって、ちょっとだけほっとしたのも束の間。



すかさず帰ろうとしていた私に、しゅーた先生が声をかけてきた。