恋文〜先生へ綴る想い


かめちゃんとの出会いは去年の4月にさかのぼる。



私は彼のクラスの英語を担当していたのだけど、


うまく授業ができずにいた私を、クラスのムードメーカー的かめちゃんがちょくちょくフォローしてくれて、


私は彼から自信や励ましをもらったのだった。



いい子だなと好印象を持っていたら、やがて彼は私を好きだと告白してきた。



それも1度や2度ではない。


あるときは授業中みんなの前で堂々と宣言したり、


あるときは校内マラソン大会で上位3位までの生徒がもらえる記念の盾に簡単な告白文を書いて贈ってきたり、


あるときは放課後の補修の後、話の流れでさらっと告白してきたり。




最初私は彼の気持ちを無視していたけれど、


彼は私が顧問を務める生徒会執行部に入ってきて、なんやかんやと好き好き攻撃を送ってきた。




しゅーた先生を追いかけていた昔の自分を思い出すとそうそう邪険にできないかなと思い、


こちらも彼に合わせるよう親しく接してきたけれど、


そうこうしているうちに、


私も時々かめちゃんに、他の生徒に感じる以上の、何か強い気持ちを持つようになっていた。