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朝、目が覚め寝返りを打つと、
俺は一気に幸せな気分になった。



目の前には夢でも見てるのか、微かに笑みを浮かべながら眠るみーちゃん。



目覚めて、一番最初に好きな女の寝顔を見られるなんて…これほど最高に嬉しいこてはないと俺は思う。


って、何ジンとしてんだよ俺!


はぁ…でも、



「ヤバいな…寝顔。」



あまりにも可愛い寝顔に、また俺の中の男が刺激される。



昨日の夜は、ほんとに幸せだった。

何て言っていいのか…言葉に言い表せないくらい幸せだった。



寝起きの頭でもすぐに浮かぶ…
昨日のみーちゃん。


素肌で抱き締めた時の感触。


薄暗いなかに微かに浮かぶ、体のライン。


初めての快感に戸惑いながらも、
漏れる甘い声。



みーちゃんには何もかもが初めてだった。


俺にとっても、
みーちゃんとの夜は初めてだった。



体で繋がるのは、簡単かもしれない。


でも、心と体で繋がるのは難しい。


昨日の夜は、それを叶えた瞬間だった。


俺はそう思えた。
みーちゃん、みーちゃんはどうだった?



俺は満ち足りた気持ちで、隣で眠るみーちゃんの髪を撫でていた。