◇◆センセイは俺の!◆◇




ちょっとの間、俺の顔をじっと見つめたあと、少し恥ずかしそうに俯くと、足ををブラブラとさせながら、みーちゃんはこう言った。



「これでも私先生よ?それに…」


「それに?」


「どれほど…あなたを見てると思ってるの…。」


「みーちゃん」



やべぇ…ハンパねぇ。


俺いま…すげぇ嬉しい。


そんでもって、今すぐにでもみーちゃん抱きしめたいんだけど。



「私に話しにくいような…こと?」



みーちゃんは不安げな表情で俺を見つめる。



今言うのもあれだけど、今のみーちゃんの顔は完全に教師のでもなければ、保健の先生の顔でもない。



多分、ふつうに“女”の顔。



それがちょっと嬉しく感じる俺がいる。



「隠すつもりはないけど…みーちゃん、嫌な思いするかも。」



俺はポリポリと頭をかきながら、反応を伺うようにみーちゃんの顔を見る。



すると、みーちゃんは立ち上がった。


何をするかと思ったら、俺の隣りにちょこんと座ると…


俺の顔を見て微笑み、優しい撫でるような声で、



「…話して?」



俺は決心して、静かにさっきまでの坂木さんとの事を話した。



途中、みーちゃんの様子が気になって話が止まると…



『うん…それで?』



そう言って優しく話の先を促してくれた。


俺は包み隠さず、みーちゃんに全てを話した。