◇◆センセイは俺の!◆◇




しばらくして、泣きはらした顔のみーちゃんが顔をあげ、恥ずかしそうに俺を見つめた。



鼻の先が赤くなったみーちゃんが可愛くて思わず、その鼻をツンってした。



「これから、ゆっくり話し合お。俺がみーちゃんの隣にいるからさ。」


「…うん。」



ぎこちなく笑って頷いたみーちゃんを、
保健室で2人っきりというのをいいことにまたみーちゃんを抱きしめた。



落ち着く…みーちゃんの香り。



「みーちゃん、好きだよ。」


「…私も。」


「ちゃんとゆってよ、みーちゃん。」


「ん~…好きよ。」


「あーも、可愛すぎだ!」



好きな人の“好き”って言葉は、こんなに胸があったかくなるんだな。



「角クン…」


「ん~?」


「その…」


「なんだよぉ。」



何か言いたそうでなかなか言わないみーちゃんの顔を覗き込む。



俺が優しく聞くと、みーちゃんは上目遣いという兵器を引っさげてこう言った。



「卒業まで…
私のこと、好きでいてくれるの?」



なんだよ、バカだなぁみーちゃん。



「嫌いになれっての方がムズい。」



鼻をみーちゃんの鼻にくっつけてやった。