◇◆センセイは俺の!◆◇





「ったく、須藤との婚約のことも分かってるって。承知の上。」


「でも…」


「俺はみーちゃんの今の気持ちを聞きたい。」


「角クン…」


「ねぇ…みーちゃん、俺のこと生徒として見てる?それとも男として見てくれてる?」



聞いちゃいけないような、でも今を確かめるために、聞かなければならないような…複雑な質問だった。



きっと戸惑うだろうな…みーちゃん。こんな質問されて。



それでもみーちゃんは、俺が思ってたのと違う反応を見せた。



「ばか、生徒として見てたら…こんな…」


キリッとした表情でそこまで言うと、みーちゃんが俺の手を掴む。



そして気づけば俺の手の行方は………



「こんなにドキドキしないわ…。」



そう赤くなって言ったみーちゃんの心臓辺り…はっきり言っちゃうと、みーちゃんの胸の上。



あまりにも、普段とはかけ離れたみーちゃんの行動に呆気にとられる俺。



だって、今俺…みーちゃんの胸に触れてんだぜ?…服越しだけど。



「角クン…」


「ん、ん?」


「ごめんなさい、私がハッキリしないから…悩ませてたんだよね。」


「みーちゃん…」



俯いたみーちゃんを、見つめる。



それと同時に、やっと落ち着いて感じた…みーちゃんのドキドキと高鳴った鼓動。



嬉しくなる俺。



みーちゃんに特別に思われてるって、はっきりと感じた。