「大チャン、ここ座って。」


「ウィ…。」


「あ、美波先生、大丈夫ですか?着物崩れてない?」


「あ、大丈夫よ。」


「よかった、ごめんなさい本当に。このエロ男子が…。」


「う、ううん…大丈夫だからね。」



俺への態度と全く正反対のなんとまぁ、みーちゃんには優しい扱いの瞳。


何か、俺かわいそうじゃね?


てか、



「何で瞳がいんだよ!?」



俺はタイミングを逃したが、ツッコんだ。


ここは、俺様…大輝サマの神聖なるプライベートルームだぞ!



またの名を、



みーちゃんと俺のラブラブしていい部屋!


だぞ!(みーちゃんの許可はないけど…)



「それは・・・…」



~~~~~~~~~



聞くと、


とりあえずはぐれた俺からのメールを見てから、お賽銭したんだと。


んで、出店とか見てる時にみーちゃんが一緒に来ていたお友達さんにばったり会ったらしい。


それで、みーちゃんもはぐれたって聞いて…ピンときたらしい。瞳が…。



で、俺んちに来てみりゃ案の定、みーちゃんの下駄があって、


俺の事を分かりきっている瞳はみーちゃんを救うべく、部屋へと突入してきたってわけだ。



あの、一言言っていい?



瞳、お前は刑事か!ベテランの刑事か!


もしくは、名探偵か!


名推理すぎるわ!