強引にみーちゃんの手を引いてドアの方へと歩き出した須藤。 慌てて立ち上がり、付いていくみーちゃん。 俯いていて、みーちゃんがどんな顔をしてるのかわからない。 とっさに俺はみーちゃんの手を掴んだ。 ビクッとして振り向き、立ち止まったみーちゃんの俺にむけた表情。 怖がるような、ビクビクした表情。 その瞬間、俺の胸は張り裂けそうだった。 「美波、いくぞ。」 「…はい。」 俺は・・・ 力なく、掴んでいた手を離した。 その後、2人が出て行ったドアをただ見つめながら…痛む胸を押さえていた。