「だ、大チャン…。お腹痛い。。」


「はぁ?腹?」



昼飯を食い終わると、瞳が突然腹痛を訴えてきた。


おいおい、絶対食い過ぎだって。


さっき、持ってきた弁当に、メロンパン一個にとろけるプリン一個、食ってたからだよ!



「ただの食い過ぎだってお前。」


「違う。。何か違う感じ。。」


「違うって、じゃあどんな痛みだよ?」


「とにかく痛い。保健室連れてって!」



とにかく痛いって・・・



ん?


待てよ?


もしかしてコイツ・・・



俺はあることに気づき、ちょっと瞳を試してみることに。



「そっか、腹痛いのかぁ~。そっかぁ。残念だなぁ~。ふ~ん。へぇ~。」



お腹を抱えて痛がる瞳の横で、すんごーく残念そうなフリをする。



「何が??」


「いや、別に~」


「何々??」



めちゃめちゃ気になってる感じ。


やっぱりコイツ・・・



「放課後、めっちゃ上手いあんみつ食いに行こうと思ってたなのになぁ。。」


「あんみつ!?」



腹痛なんか忘れて、一気に目が輝いた瞳。


ほら…