地上のブロードウェイやウォール街に何体かの得たいのしれない奴がいた。
 そいつらのせいで尚も事態が悪化していた。
 体は、透明だが、両手にいかつい形をした機関銃や小型ミサイルを持っていて見境なく撃ち放っては、壊して歩く奴だった。 

 ニューヨークで一番高いニアー・ザ・スカイビルが激震した。 そしてミセス秀美の回りの人達が声を荒げた。
 建物の屋上で機械と動物が混ざり合った斑な“ナマケモノ”みたいな怪物が、まぎれ込んで上部を壊していたからだった!?。
「キャー・オッおー・ウォッウォッうぉっ・・・・・・!?」

 ニアー・ザ・スカイの上部付近内部から玉が一階の角まで転げ落ちたみたいな空洞跡が出来る。
 そして丸まった怪物が解放された。 両手の登山具のピッケルみたいなツルハシ状になっている手がビルや人間や外灯、車、など様々な物を壊していった。

 人間が交戦した結果 逆に驚かされてしまった。  なぜなら、ナマケモノ似の怪物は、空気を掴んで何も無い空中を上がって行ったからだった。 みんなが呆気にとられる。 追い打ちを掛けるようにして地面を揺るがす程の目に見えない雷!?が落ちた。

そして、また驚かされた。 ビルを真っ二つにして倒したかと思うと五つのビルは、重力に反して空中に浮いていたのだった。