俺は小夏のサラサラな髪に触れた。 俺が触れると、小夏は気持ちよさそうな顔をした。 「気持ちよさそーだな」 この中庭は寝るのに最適な場所だ。 風が通って、おまけに静かだから寝やすい。 俺は小夏と向かい合うようにして横になった。 そういや、もう直ぐ昼休み終わんだけどな。 …いっか。 小夏と技の掛け合いして疲れたし。 俺も、もう一眠りするか。 俺は小夏の髪から頬に触れた。 「…おやすみ」 頬に軽くキスをすると、小夏を抱くようにして、俺も瞳を閉じた。 ─fin