あなたの言葉につつまれて・・・ ~それぞれの明日へ~

居酒屋では・・・


「佳奈ちゃん?」


「はい、もう来るって。」


「そう。」


よかった。


何もなかったみたいね。


「啓、何やってんの!!
早く迎えに行って!!」


「えっ!? 大丈夫ですよ!!」


「女の子が夜に一人は
あぶないでしょ!!
早く行って!!」


「わかりました(汗)」


私は腰の重い啓を
立たせて迎えに行かせた。