「絢さん、これからは俺のこと
啓って呼んでね、名前でさ。
鉄成じゃ、ちょっとね・・・」


「うん、わかった。」


啓も今は、アーティストではなく
普通の一般人の一人だ。

みんなといるこの空間が
安らげる時なのかなんだぁ~。



「そうだ、啓は佳奈ちゃんのこと
どう思ってるの?」


「えっ!?」


「佳奈ちゃんの気持ちは
知ってるんだよね?」


「ああ、知ってるよ。」