「あっ!! ごめん。
送ってくれてありがとうね。
比嘉くん、本当にありがとう
ございました。」



「いえ、もしまた変なことがあったら
言ってくださいね、すぐに駆けつけますから。」


比嘉くんはそう言ってくれた。



「うん、ありがとう。」


「じゃあ、おやすみなさい。」


「おやすみ。」



私は車が見えなくなるまで見送った。



比嘉くんのあの一言で
私は少し気持ちが楽になった。


ありがとう・・・