あなたの言葉につつまれて・・・ ~それぞれの明日へ~

私は真希に支えられてその場を離れた。



「ちょうど私もスーパーに
送ってもらう途中だったの。
その時、比嘉くんが
『誰か襲われてる』って言うからさ。
比嘉くんがいて助かったね。」


「比嘉くん!?」


「うん、憶えてない?
この前、絢香の家の前に行ったとき
車を運転してた。」


「ああ、あの時の・・・」


「お久しぶりです。」


「どうも・・・」