あなたの言葉につつまれて・・・ ~それぞれの明日へ~

「なんやこいつら。」


前田くんの声に振り向いて見ると、
私を襲った三人組が倒れていた。


誰が・・・?


そうか、この男性が助けてくれたんだ。



私はようやく落ち着きを取り戻してきた。




「あのぉ、助けてもらって
ありがとうございました。」


「いや・・・」


彼はそう言って微笑んだ。