「そこに絢さんが来て、
『何やってんの!!
しっかりしなさい!!』って、
鬼の形相で・・・」


「誰が鬼よ・・・」


私は涙を流しながら笑った。


「はははっ・・・」


比嘉くんが笑った。


私は強く比嘉くんの手を握った。



直哉・・・


あなたが助けてくれたんだね?


直哉・・・


ありがとう・・・