あなたの言葉につつまれて・・・ ~それぞれの明日へ~

「俺・・・ どーしたんだ!?」


「事故にあったのよ。」


「あっ、そうか・・・」


比嘉くんは事故のことは
あまり憶えてないみたい。


その方がいい。
怖いだけだもんね・・・



「夢を見てた・・・」


「夢!?」


「うん。」


比嘉くんは天井の一点を見つめた。