「すごい傷ね? 大丈夫?」


「はい。なんとか!!」


啓の顔はケンカの傷で
バンソウコウだらけ。


「で、どーしたの?」


「ちょっといいですか?」


「うん。」


私は啓の車に乗り込み
そのまま会社まで
送ってもらうことにした。