あなたの言葉につつまれて・・・ ~それぞれの明日へ~

「啓!!」


佳奈が啓の元へと駆け寄る。


「啓・・・」


佳奈は啓の体に触れた。


「ごめんね・・・
私のせいで・・・」


「大丈夫だって・・・」


啓は佳奈を気づかい、
やさしく手を握って笑った。


「啓・・・」


佳奈は啓に抱きついて
泣き出してた。