~僕の傍に~





――悲しみに埋もれた 必死で涙を隠して
笑顔の仮面ををはりつけた

記憶の中でキミの笑顔が溢れてた

唇噛んでた僕に
キミは何を想ったのだろう?


黒く染まった僕の心
キミが居たから白くなって
自分も綺麗だと 勘違いしてた
キミが居ない今 僕の心は真っ黒で

深い海に 光の届かない場所に

キミは光をくれたんだ
勘違いじゃない キミはそう言って僕に手を差し出した

深い海でも光は届く
そう教えてくれたキミに
僕も溢れる愛をあげた
だから 僕の傍に









――幸せに包まれて
温かい気持ちになって
思わず温かい涙を流した

目の前のキミ優しさで溢れてた

隣を歩いた僕に
小さく手を出してきてた