リサは一日中、翔の事を考えて過ごした。


夜になると待ちきれず、10時になる前から、庭に出ていた。


しばらくすると


ガサガサッ。


翔の姿が見えた。


「翔くん!」


リサは小走りで駆け寄った。


「リサ。」


2人は抱きしめあった。