先生の彼女さま


 「あ、あの…」
 「ん?」

彼はあたしをベッドに寝かせてネクタイを人差し指で緩めた

 (わっ…)

その仕草がかっこよくてまじまじと見ていると

 「なぁに見てんだよ?」

彼と目があってしまい、あたしの耳近くに両手をついて顔を近づけてきた