「……さん、仁さん…起きてください」 あたしの日課に変わりはなく、彼を起こすことからはじまる 「ん、…後…分…」 もはや何を言っているか分からない彼 あたしは彼からタオルケットを剥がす けれど剥がすのと同時に手を掴まれ彼の方に引っ張られる