先生の彼女さま


 「あたしのせいで教師を辞めることになったら…どうしよう…あたし…」
 ―茅智……
 「ひっ……うっ…」

涙が溢れてきた

 ―泣かないで…茅智……
 「うっうぅ、ん、ごめんね……でもあたし和しかこんなこと言えないから……」
 ―茅智…離れても友達だよね?
 「和が嫌じゃなかったら…」
 ―当たり前っ!てかビックリしたょぉ?仁くんはあの高梨建設の時期社長なんだもんなぁ?


和は明るく声を変えてあたしを和ませてくれた