先生の彼女さま



あたしはベッドから下りて言った


彼の目が見れない


見たら


揺れてしまうから



 「いいんだな?」

彼はあたしに向かってくる


それでもあたしは…


 「は…い……」

彼はあたしを通り過ぎてドアノブに手を置いて

 「………茅智」

あたしを呼ぶ声に振り向いて笑って

「これでいいんです」

言えない


だって今振り向いたら






泣いてるってバレるから