先生の彼女さま


その声でクラス中があたしに注目してきた

あたしは恥ずかしくなって小声で

 「ななにもないって」
 「ホント?カレカノになって初めての休みなのに?」

とにやにやして聞いてくる和

 「ホントだもん」