Live 今を生きる

トン、トン、トン



ゆっくりめに

階段を上った。


急ぐ必要ないと思ったから。



ピロティまでたどり着いた

私の目に飛び込んできたのは

屋上からの光だった。



ドアが開いてる。



生暖かい光に誘導されながら

私は足を進めた。