「秋、遅刻してくるって。

3時間目から・・・かな」


「なんだぁ。

秋来ねえとつまんねぇなぁ・・・。」


功也がつぶやくと、

すかさずみっちゃんが口を開いた。


「何言ってんのよ?

私も菜々もいるんだから、いいじゃない!!

ね?菜々?」


「え・・・う、うん!!」


思わずうなずいてしまった。


みっちゃんの口から

そんな言葉が出るなんて

以外だった。


秋が来ないことを1番残念がるのは

みっちゃんだと思ってたから・・・。


ほんとに以外だった。