Live 今を生きる

太陽の光のせいか、

角度のせいか、

秋が消えてしまいそうに見えた。



目を離したら、

そこにはいないような気さえした。



私は瞬きも忘れて、

秋を見続けた。



秋は、

私と太陽と海と、交互に見ていた。

秋が太陽を見たときの横顔が、

とても絵になっていた。



言葉の意味を初めて知ったような気がした。



秋は何も言わず、

静かに私の隣へ座った。



物音ひとつしなかった。