その日、僕は神になった

「そんな威厳何て知るかよ!そっちの都合だろ。僕がどれだけ偉かったが、責任のある立場にいたか知らないけど、今の僕には記憶がないんだ!記憶のあった頃の僕と今の僕は、赤の他人も同然なんだよ!
…そうだ、僕が神ならば、記憶を取り戻すことくらい簡単じゃないか。念じればいんだろ。それで記憶が戻れば、全てを信じてやる。神でも何でもやってやるよ」