その日、僕は神になった

「最後の選択肢は…、人間として再び生を受けることです。
 新たな人類にて再生していただき、直接人類を正しき道に導いていただきたい。その際にはあなたの望む容姿、才能、環境、全てを用意いたします」
 新たな人間界での再生、新たな人類を導く先導者…。俺にイエス・キリストにでもなれと言うのか?一度はヒトラーやスターリンを超える、人類史上最大の殺戮者になろうとした俺が。
 どの選択肢を選べばいい?この胸の鼓動は、どの道を望んで高鳴っている?
 しばらく考えさせて下さい、そう言って俺は黙り込んだ。