その日、僕は神になった

「カムイ、あなたまで何を言い出すのだ。そんなバカげた話がある訳がないではないか」
 北の神の溜息まじりの声。当然の反応だ。私は今までの推測を語った。いや、この天界で何が起こっていたのかを、だ。
「信じがたいお話でしょう。ですが私は至ってまともです。さぁお考え下さい、今までの東の神の言動を踏まえた上で、私の発言の真偽を」
 場内は再び静まり返った。みな思考回路をフルで働かせているのだろう。
「カムイが言っていることは、本当なのですか、東の神…」
 静寂の中、北の神の間抜けな声が響き渡った。