その日、僕は神になった

「この者がいかが致しましたか?」
 画面一杯に楓真の姿が映っていたのだ。
「いや、どうかしたって訳じゃないんだけど、たまたま人間界を見ていたら面白い人間の声が聞こえてさ、どんな奴かと思って見てたんだよ。こいつ、自分が神になった方がマシだとか言ってんだよ」
 僕は噴き出す笑いを堪えながらレイチェルに説明した。だが彼女は眉一つ動かさずに答えた。