その日、僕は神になった

 無駄な叫びか…、神々の思いが伝わっていれば、彼らは今、絶滅という窮地に追い込まれることはなかったのだから。
 僕は先代の考えは理解できないだろう。そう思いモニターを消そうとした瞬間、面白い叫びが聞こえた。そして僕はその声のする場所をクローズアップした。
「神なんてクソくらいだ。いや、この世界に神なんている訳がねぇっ。いたとしたら、相当のサディストだ。そんなクソみたいな神なら、俺が代わりに神になってやる。そっちの方がよっぽどマシな世界になる」
 僕はそいつに向かって言ってやった、「代われるものなら代わってやるよ」と。だがそれにしても面白い奴がいるものだ。小生意気な奴だが、嫌いではない。くだらない願いをしてくる奴らよりも、よっぽど救いようがありそうだ。