東の神殿に戻った僕は、自室に一人でこもっていた。結局何か手掛かりが掴めた訳でもない。三人の神のやりとりから、その真意を掴もうと神経を集中させたが、それは徒労に終わった。超越した力を持つ三人の神を相手に、「神もどき」の僕一人が、立ち向かおうとすること自体がそもそもの間違いだったのだ。その三人の神の嘘を見破ろうと意気込んでいた自分が、バカらしく思えてきた。
疲れきった精神とは裏腹に、体は四十二・一九五キロのフルマラソンを走れそうな程の力に満ち溢れていた。まるで子供が大人の洋服を着ているように、体と心の身の丈があっていない。
疲れきった精神とは裏腹に、体は四十二・一九五キロのフルマラソンを走れそうな程の力に満ち溢れていた。まるで子供が大人の洋服を着ているように、体と心の身の丈があっていない。



