それは、潤平がすんでい街の近く。
髪の毛は伸びていたそうだけど、それは確かにひなただったと、何度か一緒に飲んだこともある大学時代の友達が教えてくれたそうだ。
『で、さ・・・』
少し迷ったように潤平が言葉を濁した。
そして・・・・
『ひなたさ、結婚してるのかも、って・・・』
は?
さすがにハルもびっくりしたように言葉が続かなかった。
『小さい子供と手をつないでた、って言うんだ』
それがイコール結婚してることにはならないけど。と潤平はあわてて付け足した。
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