「・・・・・・好き」 私は胸の中でそうつぶやいた。 「は?何?聞こえねー」 彼はとぼけた顔をする。 「片瀬のアホ!!!死ね!!!!」 「っはあ?!!何やそれ?! 死ねっていわれて死ぬかボケ!」 「嘘だし!! ..........ほんとはずっと...」 するととたんに口を塞がれた。 唇に暖かい感覚。 久しぶりの感覚。 「俺と結婚して」