片瀬side


「ったく何だよあいつ・・・」

胸に残るのは、苛立ちと緊張。


俺・・・・・やっぱ・・・



葵の部屋から出てきた俺は
たばこを吹かしながら
ベランダで物思いにふける。


俺は自覚してしまった。
この感情に。

「あんな糞女・・・・」

たばこをスリッパで
グリグリと踏みつけ
部屋に入る。


すると愁からメールがきていた。



「あ?何だこいつ夜遅く」

するとそこには衝撃的な事実が。


「・・・・・嘘だろ?!」