すると突然・・・・ ピンポーン 「あっ、はいっ」 起き上がってドアを開けた。 そこには、やっぱり片瀬千尋。 「よっ!」 俺様な王子。 そんな王子は勝手に 部屋に乱入してきた。 自覚したけれど やっぱりムカつくもんはムカつく。 「何勝手にあがってんの!!出てってよ!」 「お前に主導権はないんだよ」 勝手にお気に入りのソファーに 深々と腰を下ろす。 「ホント自己中なんだから・・・」 「今なんか言った?」 「いや別に!」 何だこれ、 いつもと何も変わんないじゃん!