「・・・・おい!」


「・・・・・・」


「・・・・・おいって!起きろ!」


彼のだるそうな声。
私の体を揺らしたてる。
朝くらいゆっくりさせ・・・・

「って、、、ギャーー!」




朝から私の悲鳴がアパート中に鳴り響く。


こんな朝。




ふと起き上がると 

いつの間にかテーブルの上に、朝食。

そして隣に、片瀬。



「うっせーなぁ、お前・・・」


「いや、だって!なんでお前が・・・」


「いーから早く飯食え。じゃないと遅刻するぞ」


ふと時計に目をやる。

・・・・・8時15分。

・・・・・ハチジジュウゴフン。

・・・・・は!?!!?

「うそ!!??」

勢いよくたちあがり 朝食にがっつく。

「だからゆったろ?」


あざ笑うそいつの顔を涙目で睨む。


こんな朝。