私の目の前には額から血を出して壁にもたれかかった篤の姿と部屋の隅っこに震えている茜の姿があった 篤「いって…」 悠「何があったんだよ!」 悠斗は篤のもとへかけ寄った 亜「茜…大丈夫?」 茜「イヤ…イヤ…」 もしかして副作用…? 亜「茜…大丈夫だから…落ち着いて」 私は茜の手を握った 茜「あ………ゆ…?」 亜「…平気?」 茜「うん…ごめんね…」