俺がそう言うと 純さんは少し微笑んだ そして ポケットから 一枚の白い紙を取り出して 俺に渡した 「これ 読んでみな?」 「いいんですか?」 「あぁ」 その紙を受け取り 静かに開いた そして 俺は目を見開いた 「・・・これ!」 「そう 君のお父さんから」 そう そこに書かれていた文字や 名前からして 絶対に 親父のものだった その紙にはこう書かれていた