∞ フェン・ジィスター第0章 ∞ 血ぬられた道しるべ


「分かったよ! 今度 会わせてやるよ!
それよりも お前! ナナちゃんだっけか? 謝まっといた方がいいぞ!
あれは完璧に 嫌われたな!」



ニヤニヤと、嫌みったらしい ニュアンスだ。


それに負けじと、反論するイブキだった。



「余計な お世話だ!」


「好きなんだろ? だったら素直に 言やぁいいじゃんか!」


「うるせーよ! そんなんじゃ……ねぇ。」




ハヤトは この手の話が 大好物だ!


曖昧な返事に 食いついて来るのは、容易に想像できた。


餌食には なりたくないが、この時 完全に否定しきれない俺がいた。



ますます ヒートアップする、ハヤトの にやけ顔。

腹が立つ。



俺は、魔から逃げるように、その場を去ろうとした。