「ああ。 そこは 特警の 内部資料庫だったんだ。
俺達が気にしてた、例の呼び名も そこに記されていたらしい。」
そういう事かぁ……
名付けたのは 政府?
何でもない物に、サタン塔などと、物騒な 名などつけるだろうか?
「あれは、一体 何なんだろうな ?!」
「それがさ! 時間があれば、確実だったんだろうけど、すぐに 侵入したのが バレちまったんだよ…。」
「っつ………なんだよ! チクショウ!」
あと一歩 だったのに………
俺は 悔しい気持ちで 一杯になった。
「あっ という間だったらしいぞ!
気づいた時には すでに、追跡プログラムに囲まれてた後だったらしい!」
「ハッ! 侵入は許さねーってか?
その…追跡プログラムって やっぱり ヤバめか?」
「ヤバいなんてもんじゃねーよ!
そりぁ 必死で 侵入を防ごうとしたさ!
でも、相手が悪かったんだよ!
とても 回避出来る状態じゃなかったらしいよ。」
「………そうか。そうだよなぁ。」
つい 納得してしまう自分がいた。
確かに、特警の中枢が 凄腕以外の人間を 扱うわけがないだろうと、そう思った。
「でも、アイツの 兄貴達は、せめて弟だけは 助けたかったんだろうな……………」
