∞ フェン・ジィスター第0章 ∞ 血ぬられた道しるべ


「一年前の ハッカー事件。 覚えてるか?」



「ああ。そう言えば あったな。詳しくは 知んねぇけど…かなり大事件になってたような……」



「そうなんだよ!
俺が通ってる、大学院の生徒が三人。
当時、特警のメインコンピューターに、ハッキング容疑で逮捕されたってやつだよ!」


「お前のとこだったんだな。」



「ああ。その三人の内の一人が、俺のダチの兄貴だったんだよ!」



「マジかよ ?!……確かあの事件って、家族も巻き込まれてたよな? 」



「ああ。相当 厳しい取り調べだったらしい。
結局は、本人達だけの犯行と断定されて、家族は釈放になったんだけどな。」



「大変だったんだな!
でも、それと サタン塔 の話って関係あんのか?」



「ああ!これが!大あり なんだよ!」



そう言うと、何故か 周りを気にする ハヤト。


誰もいないのを確認すると、イブキの耳元で 小さく囁いた。