∞ フェン・ジィスター第0章 ∞ 血ぬられた道しるべ


俺は 軽く頷き返した。


「で、そのダチに聞いたんだよ。」


「何か 出てきたのか?」


「いや、やっぱり 詳しくは知らなかったよ。でも、ヒントは浮かび上がった。」


「ヒント?」


「ああ。俺達はアレの事を、煙突や円柱って表現したよな!
けど、『サタン塔』って呼んでる奴らがいるらしいんだよ!」





………サタン塔 ?!

悪魔の塔……。




しかし そいつは、何処でそれを知ったんだろう。



「サタン塔か! 随分とオカルト的だな!」


その嘘っぽい 呼び名に、信憑性は感じられなかった。



「信じて無さそうな顔だな!」


「…ったりめぇだろ!今時、サタンって!! 古っ。」


「確かにな!俺だって そう思ったよ。
でも…… これを聞いても、否定しきれるかな?!」


もったいぶった 言い方だ。

ハヤトは昔から、こういうタイプだ。いつも イラつかされる。


「なんだよ! 早く言えよ!」