やがて、子供達に 背を向け 壁に貼り付き、あの開いた機械らしき物体を いじりだしたのだ。
物体の中は、表面のシンプルさとは逆に、複雑な物だった。
液晶画面らしきものと、沢山の ボタンがある。
おそらく、キーボードであろう。
その キーボードを使って、何やら 入力しているようだ。
院長の手が 止まった。
何かを 待ってるようだ………。
しばらくすると、 ブォーン という 鈍い機械が動いてるような 音と共に、液晶の画面に 光が灯った。
それを 真剣な面もちで、覗き込む院長。
そこには………
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