……………もう。
終わった……………。
その時は、本気で そう思った。
足音からして、相当な人数を予測した。
当然 沢山集まれば、話し声が聞こえても、不思議ではないだろう。
ところが 今まで、警備兵の話し声は、何一つ聞こえてこなかった。
それはそれで、かなり不気味に感じられた。
しかし、それは突然に 封切りを迎えた。
穴の入口付近にいた 一人の男が、怒鳴り声をあげたのだ。
私とハヤトは………
互いに見つめ合い、最後の………決意を 交わした。
「四十八番隊───全員。
─────敬礼。」
滑り台の前で、警備兵 三十人余りが、一斉に 敬礼する。
命令を下した男は、腰に拳銃を所持しているようだ。
