騒ぎに気付いた駅員が、2人に近づいてくる。
そして、
「どうしたんですか?」
って、キラの方をチラチラ見ながら、ソラの肩を掴んだ。
そこでようやく、それまで呆然としていたソラが我に返った。
ソラは、肩に置かれた駅員の手を力いっぱい振りほどくと、すっかり人垣が出来てしまった周りを見回して。
……どうしていいか、分からなかったんだろう。
ソラはまた、動きを止めてしまった。
ダメだ……
このままだと2人とも捕まって、あの家に連れ戻される。
せっかく逃げ出してきたのに、また、大人達に自由を奪われる……
何とかしないと……
そう思って2人の方へ一歩足を進めようとした、その時だった。
人混みの中。
ほんの数メートルしか離れていないはずなのに。
まるでずいぶん遠くを見るように目を細めたソラと、目が合った。
そして、
「どうしたんですか?」
って、キラの方をチラチラ見ながら、ソラの肩を掴んだ。
そこでようやく、それまで呆然としていたソラが我に返った。
ソラは、肩に置かれた駅員の手を力いっぱい振りほどくと、すっかり人垣が出来てしまった周りを見回して。
……どうしていいか、分からなかったんだろう。
ソラはまた、動きを止めてしまった。
ダメだ……
このままだと2人とも捕まって、あの家に連れ戻される。
せっかく逃げ出してきたのに、また、大人達に自由を奪われる……
何とかしないと……
そう思って2人の方へ一歩足を進めようとした、その時だった。
人混みの中。
ほんの数メートルしか離れていないはずなのに。
まるでずいぶん遠くを見るように目を細めたソラと、目が合った。


